日本茶業体制強化推進協議会

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実施事業・報告

当協議会で実施した各事業とその報告書等について掲載しています。

令和3年度(2021年度)

日本茶マラソン

日本茶業体制強化推進協議会では、日本茶を世界に向けてPRするため、(一社)国際日本茶協会の協力を得て、2021年7月23日〜8月8日(オリンピック期間中)のうち15日間、インターネット上で世界と日本の個性豊かな15府県の茶産地の20茶生産者をつないだオンラインビデオ会議を実施しました。

メインスタジオは、宇治茶の産地・京都府和束町内の施設とし、オンライン(Zoom)にて一回2時間で一日2回(午前・午後)開催しました。
時差の都合上、午前(アメリカ大陸向け)、午後(ヨーロッパ大陸向け)にほぼ同じ内容で実施しました。参加者は、世界中のお茶が好きな人(茶業者および消費者)で、申込者数64カ国905名、15日間では、のべ52,321人(日平均348人)となりました。

「日本茶マラソン」開催について、くわしくはこちらをご覧ください

「日本茶オンラインマラソン」と日本茶の魅力を伝える動画

2021年7月~8月に開催した「日本茶オンラインマラソン」で制作した日本各地の茶産地動画を活用して、茶産地及び日本茶の魅力を国内外にPRするため、(一社)国際日本茶協会の協力を得て、日本を代表する「煎茶」、「抹茶」の生産から加工までを仕上げ工程も含めて美しい動画として再編集しました。

動画については、ユーチューブ「日本茶ドア・チャンネル」に掲載し、公開しました。
「煎茶編」は約15分で、煎茶の概要、産地、品種、栽培方法、収穫方法、製茶方法(荒茶工程)、製茶方法(仕上げ工程)を紹介しています。(日本語ナレーション、英語字幕付き) 「抹茶編」は約10分で、抹茶の概要、産地、栽培方法、収穫方法、製茶方法
(日本語ナレーション、英語字幕付き)

映像についてくわしくはこちらをご覧ください

日本茶の魅力を伝える動画

茶業界におけるデジタル化実態把握調査結果

コロナ禍による行動変容により、オンラインを活用した情報発信やインターネット通販が普及、一般化が加速しました。
平成17年度と令和2年度の農林水産省の調査によれば、緑茶の購入先に関しても、茶専門店からの購入が減少し、通信販売が大きく増加しているという実態があります。

一方で、茶業界では業態や事業者によってはデジタル化の取り組みに格差が生じており、業界全体でのデジタル利用の遅れが指摘されています。
本調査では、今後のデジタル化推進に繋げるための基礎データとして、茶業界のホームページ、SNS利用やEC取引等のデジタル化の現状を把握するための実態調査を行ないました。

茶業界におけるデジタル化実態把握調査結果(概要版PDF)

茶業界におけるデジタル化実態把握調査結果

令和3年度 持続的生産体制強化対策事業のうち茶・薬用作物等地域特産作物体制強化促進事業 報告書

農林水産省補助事業「持続的生産強化対策事業のうち茶・薬用作物等地域特産作物体制強化促進事業」の実績報告書です。
国は「お茶の振興に関する法律(平成23年4月制定)」に基づく「茶業及びお茶の文化の振興に関する基本方針」を令和2年4月に改定しました。
茶業の課題と今後の振興の方向が示されたことにより、茶業関係が取り組むべき対策とその方向が明らかになりました。
当協議会では、今後の茶業振興に寄与するべく、国内外に日本茶文化を情報発信するための施策・事業や、調査・アンケートなどを実施しています。

令和3年度 実績報告書(PDF)のダウンロード