2025年1月期日本茶輸出状況

【1月単月実績の昨年比】
 全体輸出額 26.3億円:(前年同月比:19.0%増)
 全体輸出量 557.3t:(前年同月比:10.3%増)

・米国向け輸出額 11.9億円:4.3%減少
 ※(粉末状:輸出額81.8%、輸出量78.5%、その他:輸出額228.1%、輸出量177.5%)

・EU向け輸出額 4.9億円:56.4%増加
 ※(粉末状:輸出額189.2%、輸出量211.7%、その他:輸出額64.9%、輸出量47.9%)

 EUにおける日本緑茶の消費は、形状の最高級煎茶や粉末茶の人気もあり衰えていないようです。しかし、茶商や商店は回転の悪い利益率の少ないものなどは、店頭陳列が減少傾向のようです。
 日本産の茶は、安全が担保されていることが認識されていますので、嗜好品であり品質(おいしいもの)が購入動機の上位になってきています。
 国にもよりますが、高級茶専門業者によると日本茶では玉露が一番人気で売れているそうです。 (慣行栽培のリーフ茶の注文もしっかりあります。)
 引き続き関係者の努力により、選ばれる日本茶の供給にご尽力をお願いします。


●2025年1月(単月) 日本茶輸出実績 PDFダウンロード
(※財務省貿易統計・農林水産省農産局報告より作成しています) 2025年1月(単月) 日本茶輸出実績


●過去の輸出実績データについては、資料一覧ページをご覧ください。