2021年3月期日本茶輸出状況 【3月単月実績の昨年比】

 全体輸出額17.8億円:増加(157%、6.5億円増)

・米国向け輸出額:形状別で見ると、粉末状、その他ともに増加
 ※(粉末状:輸出額179%、輸出量199%、その他:輸出額168%、輸出量125%)
・EU向け輸出額:形状別で見ると、粉末状、その他ともに増加
 ※(粉末状:輸出額185%、輸出量198%、その他:輸出額199%、輸出量204%)
・台湾向け輸出額減少:※形状別で見ると、粉末状は増加、その他は減少
 (粉末状:輸出額137%、輸出量141%、その他:輸出額72%、輸出量86%)

 拡大基調の情勢下ではなかったものの関係各位の努力により実績は伸びました。
 輸入品に対する厳格化や、国によっては輸入枠の削減が発生や、欧州では、ワクチン接種が進んでいるにもかかわらずロックダウンが実施されるなどで大口の需要には時間がかかりそうです。
 また、スエズ運河のコンテナ船の座礁による輸送の遅配が今後の実績に影響を及ぼすか気がかりです。

 新茶取引の開始が早まりました、仕入れ時間が確保されましたので良品の出回りが期待できます。


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2021年1〜3月 日本茶輸出実績

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●過去の輸出実績データについては、資料一覧ページをご覧ください。