2020年1〜5月 日本茶輸出実績 (2020年7月9日更新)

 先に掲載しました1〜5月輸出実績につきまして集計にミスがありましたのでお詫びすると共に訂正したものを掲載します。
 なお、要望もありましたので単月も掲載することとしました。


 前月に引き続き、世界のコロナウィルス蔓延は治まる兆しが見えないばかりか、第2波、第3波の発生が心配される。これによる経済活動の低迷は、一層の落ち込みが心配される所である。
 そんな中、5月の日本茶輸出は極端な現象を予測していたが、国による凸凹はあるものの、結果は、前年比、数量で101%、金額で97%と健闘している。米国、台湾は前年を上回った上に、EU各国の中でも、COVID-19の蔓延を経験したフランス、イタリア、スペイン、英国等で輸出が増加しており、ウイルスに対する緑茶の効能が期待されているのかと喜ばしい。
 注目すべきは、オーストリアの急伸で、それも「粉末状」だけで大きな実績を上げていることである。どのような使用法がされているかは事務局では分からないが、ご存じの方がありましたらお教え頂きたい。
 また、EU、アセアンで、リーフ茶への回帰が見られるのは興味深い所である。
 緑茶は所謂「第三次機能食品」と言われるように、生死にはかかわりないが、無くては健康が損なわれる食品で、「保健機能食品」と言われます。多くの世界の人々が、茶の効能を知って欲しいものです。


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●過去の輸出実績データについては、資料一覧ページをご覧ください。