日本茶輸出1〜11月実績について

☆日本茶の輸出先国、上位15か国の内、重要国である米国をはじめとした8か国で輸出量、輸出額が減少した結果、11月末で前年比96%(金額比)と前年を割り込んだ。
 特に、前年比▲544百万円の内、米国280百万円、香港230百万円の減少が大きな要因であると言える。
 香港の低迷は既報の要因であるが、米国の減少要因が不明である。
 全体では、アセアン諸国への輸出が順調であり、今後共重点的に対応すべき輸出先と言える。
☆インドネシアへの輸出が順調であるが、茶の生産国であるだけに今後の動向を注視しなければならない。
☆ここ2年間、急減していたロシアへの輸出が回復しつつあることは注目に値する。
☆EU諸国への輸出は全体では大きな変化はないが、EUのディストリビューターであるドイツから、各国が直接日本から輸入している傾向があり、今後、EU各国への対応が求められる。


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2019年1〜11月日本茶輸出実績


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